割高チケット転売、どうすれば防げる?それとも、需要と供給の関係から考えると妥当な行為?

■転売行ないのどこが問い?3つの立場で考える
偶像?絵描のライブティケットなどについて、転売目当てでの買物が問いになっています。またティケットに限らず、最新取り組み機なども転売客体となっているようです。
並大抵で、値打ある一つが高く売れるという事に着目すれば、そこは証券業界節用における天然な行ないともいえます。
ティケットの転売のどこが問いか考えると、
①転売目当ての買物が殺到する事により、本来売り手が勝手欲しい人たち偶像のファンなどへ行き届かなくなるおそこがある
②転売対策を講じる事により人件費入場時の本人確認等、ティケット発行費電子ティケット等の発行などが発生し、結局ティケット代を従来よりも高く設定せざるを得なくなる
③公共の場でのダフ屋行ないは都道府県迷惑防止条例で禁止されているのに、インターネットなどを利用すれば罪にならないのはおかしい
といったところでしょうか。ライブを行う人目線で見れば、純粋に楽しんでもらえる人にティケットを買ってもらいたいという希望はあるでしょうから、心情的にも①の理由については特に共感は得られそうです。

■転売は商売の基本ともいえるが「ティケット」だからこそ問いになる?
並大抵で、転売という行ない自体はありとあらゆる場面で用いられています。問屋商売にしても、不動産業にしても、転売を商売の基本としているが、これが問い視される事はあり得ません。なぜ、ティケットについてのみ規制されなければいけないのか、という疑問が生ます。
そこにはやはり、ティケット特有の問いがあるのでしょう。その特有の問いこそが、上記①のような理由ではないかと思います。
ティケットの転売を取り締まるべきか否か、という問いについては、答えは分かれるところであると思います。そこだけ難しい問いだと思います。
しかし、個人的にはこのままティケットの割高転売を野放しにしておく事には違和感があります。「本当に行きたい人に適正な価格でティケットを売りたい」というティケット販売側の思いを無視する事は良くないのではないかという、素人じみた意見がその違和感の根底にあります。
2020年には東京オリンピックがあります。今のままでは、このティケットも転売目当ての買い占めにより高騰する事は目に見えています。
これを懸念してか、政府与党内では、コンサートティケット等の割高転売を禁止する法案を作成する動きもあるそうです。こういった動きから、実際に法律で規制される事になるのか、なるとしてどの程度の規制となるのか、規制の効果はあるのかなどについて、注目していきたいと思います。
河野 晃/弁護士

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